「昭和期の京都の人形師」 永田一行 の作品です。 永田一行は、伝統芸能や郷土玩具をモチーフにした木彫を得意としたそうです。 犬張子が好きで、10年以上前に某オークションで落札した品物ですが、落札した当時から、品物の状態は画像のとおり、汚れや傷みがありました。 犬張子のサイズ　 幅7.5 × 13 × 高さ11.5 (㎝) 共箱のサイズ 幅10.5 × 15 × 高さ14.3 (㎝) 和紙で作られた犬張子と姿は似ていますが、木彫です。 また、犬筥のように胴体が上下に分かれ、中に小物を入れることができます。 品物の状態としてはかなり汚れがありますが、ネットで検索しても、昭和期の作家物の木彫の犬張子はこちらしかヒットしませんので、大変貴重な品ではないかと思います。そのため、犬張子のコレクターの方にお譲りしたく出品させていただきます。 犬張子 犬張り子 犬筥 木彫 有職 平安 永田一行